風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

モーツァルト ロンドイ短調 K.511

随分昔にこの曲に出会った。モーツァルトのロンドと言えばレッスンでよく取り上げられるニ長調のロンドK.485が有名だけど、このK.511はもっと取り上げられていい名曲だと思っている。出会いは確かベルギー大使館(文化協会?)主催のミニコンサートだったよ…

ピアノリサイタルを聴きに行った。

ザ・シンフォニーホールでのピアノリサイタルに行ってきた。ここに音楽を聴きに来るのは何年ぶりだろうか?懐かしい。 この日はオールショパンプログラム。バラード3番、バラード4番、幻想ポロネーズと僕の好きな曲が含まれていたので楽しみに行ったのだが…

MRI検査の結果

今日、クリニックにMRIの結果のCD-ROMを持って訪問。医師によると「この結果を見ると白とも黒とも言い難い」とのこと。マーカーの値は基準値をごくごく僅かに上回っているだけなので悩ましい。話し合って、これから半年毎に腫瘍マーカーをチェックしてその結…

アオシギを探しに。

早朝からアオシギを探しに行った。アオシギは珍鳥というわけではないが、とても見つけるのが難しい鳥で、数年前は栃木県の奥日光まで行った(見れなかった)。家内は奥日光に3回も通っている(2回見れた)。昨年は自宅から車で30分ほどのところで見ること…

ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45

ヘッドフォンのチェックをしようと思い、パソコンに接続。何を聴いてみようかと音源をざっと見てベルリン放送交響楽団・合唱団のドイツ・レクイエムを選んだ。 この音源をいつどういう理由で買ったのか全く記憶がない。じっくり聴き込んだこともなかったと思…

ビンズイに出会った。

一昨日、雪がちらつく中、近くの公園に探鳥に行った。この冬は冬鳥が少なく加えてちょっと見たくなるような(珍し系だったり美し系だったり)の鳥が少なくて、公園探鳥は運動と思って行っている部分が大きい。公園の手前でカメラと双眼鏡を出して入り口から…

「適当弾き」の指使い問題

ショパンの舟歌(Op.60)をさらい直している。この曲は昔のピアノ仲間がよく弾いていて良い曲と思い随分前に遊び弾きを始めた。遊び弾きというのは「適当弾き」のことである。「適当弾き」というのは(僕の造語だが)、雑に譜面を眺めて気楽に適当に弾く、と…

平均律クラヴィア曲集第1巻第12番

この平均律のヘンレ版の楽譜、確かドイツのデュッセルドルフに出張に行った時に1巻と2巻をまとめて買った。楽譜屋の場所ももう覚えていない(ベルリナー通りの近くだったような記憶が。。)当時は日本の円が強く海外で楽譜を買うと随分割安に買えたので海…

バードウォッチング本来の楽しみなのだろうか?

今日は湖北(琵琶湖北部)へ行ってきた。雨、雪が予想される空模様だったが、案の定、昼過ぎまで小雨~横殴りの雨、午後遅くからは猛烈な寒さと雪と最悪の天候。強烈な悪条件の中、機材も服もびしょ濡れで鳥も沢山見れるわけもなく惨憺たるバードウォッチン…

スクリャービン詩曲 Op32-1

僕の趣味の一つがピアノを弾くことなのだけど、ここ10年ぐらいはほぼ弾いておらず自宅のアップライトピアノは単身赴任が終わって東京から帰る時に処分してしまい、今、手元には東京に持っていった電子ピアノのみ。ただ最近時間が出来たのでまたピアノを弾く…

MRI検査が必要に

父の死去以来、奔走していた相続の問題が一息つきほっとしたところ。薬が切れたのでクリニックに行き前回の腫瘍マーカーの検査結果を聞いた所、基準を若干オーバーしていてMRI検査を勧められた。面倒だが早期発見が重要なことは認識しているので検査を予…

このブログの再開にあたって

1年以上放置していたこのブログ、思えば2004年から20年近く書き綴ってきた(古い記事はこちらのブログに)ブログはもう終わり、と思っていた。2022年9月に書くのを止めてから、僕は会社を辞め父が死去しいろいろな事柄に奔走していた。まだいろいろな事柄が…

おおよそ1年ぶりに。

およそ1年ぶりにここに書く。 昨年の左膝の骨折からはリハビリを経てかなり回復したが、以前の通りとはいかない。膝は階段を昇降するたびに違和感があり、今でも左足の力は全然戻っていない。地道なリハビリをして1年以上。それでも回復はしないのか、と残…

左膝の骨折、そしてリハビリ

6月初旬に山道で転倒し左膝のお皿が割れた。山道を必死で木の枝を杖にしていくらか降りたが力尽きて119番し、救急隊によって病院に搬送。翌日入院して緊急手術することになった。それから3ヶ月強経ったが、今の状況はやっとゆっくり歩行と階段の昇降が出来…

いよいよ自分の本当の人生が始まる ~コロナ禍が収まらない中で~

随分長い間このブログを放置していた。 コロナ禍が始まってから仕事でもプライベートでもいろいろなことが起きたけれど、特にここに何かを書こうというモチベーションが起きなかった。そんな中、改めてペンを取ったのはいよいよ僕の仕事人生に大きな変化が起…

このディストピアを克服して

国内のコロナウィルスの状況は予断を許さず、ディストピアが訪れる寸前の雰囲気がある。今日の日曜日、ひとりで家に籠もっているのは耐え難く近所の公園まで歩いていった。普段とかわらない家族連れやランナーで賑わっている。コロナウィルスなどどこ吹く風…

コロナウイルスが広がりつつある世界で

世界的にコロナウィルスのパンデミックが広がり、日本でも患者数が増加しつつあり首都封鎖とか、ロックダウンといった言葉が聞かれる毎日。僕は少なくとも憂鬱だし不安のヴェールが広くかぶさっているような感覚だ。最近毎朝早朝に目が覚める。その瞬間にコ…

大阪に帰任して二ヶ月

大阪に帰任して二ヶ月が過ぎた。自宅に帰り、大阪の事務所に通って仕事をしている。自律神経の不調は幸いにして収まっている。それが当たり前のように感じているけれど、本当に幸いだし助かっている。体調が悪いことがいかに自分の精神や行動に影響するかこ…

これからは大阪で。

3月29日、東京での最後の勤務を終え、壮行会をしてもらって土曜日に帰阪。これで本当に東京での仕事も生活も終止符を打った。強い、強い、終止感。終結感。悲壮感や悲しさはないけれども若干の空虚感と若干の寂しさはある。ひとつの舞台が、ひとつのスト…