風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

コロナウイルスが広がりつつある世界で

世界的にコロナウィルスのパンデミックが広がり、日本でも患者数が増加しつつあり首都封鎖とか、ロックダウンといった言葉が聞かれる毎日。
僕は少なくとも憂鬱だし不安のヴェールが広くかぶさっているような感覚だ。
最近毎朝早朝に目が覚める。その瞬間にコロナウィルスの拡大のことを考える。同時に今、役員をしている会社の今後についても考える。もうそれから眠れない。
そんなこんなで眠りが浅く食欲も不振気味だ。
誰もがこんなSFの世界のようなディストピアがやってくるなんて本気では考えてなかっただろうし、同じような不安な心持ちでいる人達も多いのだろうと思う。

ただ僕にとって救いと思えるのは若年層は比較的症状が軽い、ということだ。これが逆だったらもっと悲惨だと思う。僕はもうすぐ高齢者に分類される年齢なので高齢者のほうがリスクが高いというのは嬉しくはないけれども、少なくとも若い人たちがリスクが高いよりはずっとましだと思っている。逆縁ほど辛いことはないからだ。

さて、こんな不安のヴェールに覆われた気分の時期、2013年の夏に経験した。
「実存が危機にさらされて」で書いたガンの疑いで検査結果が出るまでの期間がそうだ。あのときは2週間のことだったが、今回はもっと長い期間になる(ただし、前回のことは僕個人だけの事柄だったが今回はもっと広い範囲の事柄だ)。

こんな時こそ、アランの言葉を思い出さねば、と思う。

グラムシの言葉も思い出そう。

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