風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

いよいよ自分の本当の人生が始まる ~コロナ禍が収まらない中で~

随分長い間このブログを放置していた。

コロナ禍が始まってから仕事でもプライベートでもいろいろなことが起きたけれど、特にここに何かを書こうというモチベーションが起きなかった。そんな中、改めてペンを取ったのはいよいよ僕の仕事人生に大きな変化が起きることになったからだ。

 

次の6月の株主総会で会社本体の取締役を退任することになった。(2つの子会社の取締役は継続せねばならないということではあるが) つまり、会社人生において人の上に立って最終決裁を行わなくてはならない身分が終わる、ということである。

自分がそうなる時にどんな心持ちがするのか、自分の内面の観察にいささかの興味を持っていたのだが今率直にどう感じているのか書くと「ほっとしている」「開放感」「嬉しさ」が押し寄せてきている、というところだ。暇になってすることがなくて困る、という声もメディアなどで聞いているのだが、今まだ現実に暇になっていないので其の実感は当然ない。しかし心と体の余裕は現れているようで、血圧の薬は2月の時点から半量で良くなったし、やたらニコニコしているらしく(笑顔が増えたというのを部下たちからやたら聞くようになった)実際に自分自身、イライラすることがほとんどなくなってご機嫌で日々を過ごしている。

 

今、このブログ原稿はテレワークをしつつ(というか仕事をサボりつつ)、マーラー交響曲第8番第二部を聴きながら書いている。

もうすぐ「自分の本当の人生」が始まるのだ、というワクワク感とともに。