風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

3月が逝く

3月が明日で終わろうとしている。今月はいろいろなことがあった月だった。
とても大切な鳥友さんが若くして病気で亡くなった。僕たち夫婦の親友といっていい人だったのでショックを受けている。いろいろなところに一緒に行ったし、行く予定だった(来月末からのフィリピン遠征もこの人の発案だった)。渡りの時期に離島に行く楽しさ、海外探鳥の楽しさ、怪しい鳥を見つけ識別するやり方を教えてくれた人だった。僕たちのバードウオッチングの師匠であった人だった。まだまだやりたいことや行きたい場所は山程あっただろうと思うと、悔しくて残念でならない。
人の運命は本当にわからない、と改めて思う。やりたいことは待たずに「今」やるべきなのだ。僕たちにも運命の矢がいつ上から落ちてくるかわからないのだ。

それ以外にも僕は漁船の扉で挟んで指にはヒビが入り(まだ痛みと痺れはあり治療は続く)、家内は岸壁で転んで頭を打ってまだ腫れが残っているし、一昨日からは夫婦揃ってウィルス性腸炎をもらって40℃を超える熱が出て今も体調不良のままだ(お陰で家内の退職のお祝いの食事会は延期になった)。ひとことで言えば「散々な3月」だったのだ。

4月になる。
桜が咲く。
なにかが変われば良いのだが。