風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

鳥見のスタイル

バードウォッチングを始めて今年で7年目になるが、自分の鳥見のスタイルが鮮明になってきた。逆に言えばこういうスタイルじゃないのだな、というのが炙り出されて来た感じだ。どういう「スタイルではない」のかというと:

・毎日同じ公園、同じ場所に通って鳥の写真を撮るようなスタイル(ほぼ終日公園にいて鳥が出ない時は周囲の仲間とおしゃべりを楽しむ)

・「どこそこに◯◯が出た」という情報で動き写真を撮るスタイル(だから◯◯が 見れなかったらボウズと言う。「鳥果」とか「撮れ高」という言葉が使われる)

などと言いつつ、僕もマイフィールドというのはあって、週に1、2回はその場所(公園)に行って鳥を探すわけだし(同じ場所で待つわけではないし、お喋りはほとんどしない)、情報を頂いて珍し系の鳥を見たり写真を撮ったりもするのだが、要はそれだけではない部分が一番面白いし大切にしている部分ということだ。

それは何かというと「鳥を探す」ということだ。もともと僕は家内と一緒で野鳥の会の探鳥会が出発点なので「自分で探して見つける」ことが一番楽しい。加えて「まだ見ていない鳥を見たい」という思いも強いので、どういうスタイルが一番楽しいかというと、春・秋の渡りの時期を中心にまだ見ぬ鳥が通り過ぎる可能性がある場所に行って鳥を探すというスタイルだ。これは結構お金がかかったり無駄に終わる時間も多いけれど、自分に合ったスタイルで鳥見をするので一番楽しい。

2月初めに撮ったムジセッカ。カラフトムジセッカでないか随分悩み専門家に相談した所、普通のムジセッカ第一回冬羽との判定。実に残念だった。