風の歌が聞こえますか

僕に聞こえてくる風の歌を綴ります。

ピアノを録音できるようになって思うこと

自分の電子ピアノの演奏を録音できるようになり、ピアノ熱が再燃した感じだ。8月末にショパンの「舟歌」を真面目にやってみようと思い立ってからネットで調べて9月になって録音する方法が見つかったのだが、その前の7月にPiaScoreという電子楽譜を導入していたことが重なり、今まで不可能だった『(曲を暗譜することなく)自分で譜めくりしながら長い曲を最後まで録音する』ことが可能になったわけだ。

以前は自分の演奏の録音を残したいと思わなかったが、シニアと呼ばれる年齢になったことも影響しているのだろうか、最近は自分なりの演奏を残しておきたいと思うようになった。誰かに聴かせるためではなく、自分なりの表現を後で聴いて楽しむために。。。僕程度の腕では一旦曲が仕上がっても弾き続けていない限りその曲は弾けなくなってしまう。でも録音しておけば後で聴き返す楽しみができる。

『電子楽譜の譜めくり機能』も僕にとっては大きなことだった。紙の楽譜では譜めくりが大きな障害になる(嫌なら一番苦手な暗譜をするしかない)ので、速い曲、長い曲にチャレンジしようという気持ちが失せてしまっていた。それがほぼ解消したのだ。

今はラヴェルの「ソナチネ」第1楽章、第2楽章などを練習しているけれど、取り敢えずこれまで弾いた曲を練習しなおして少しずつ自分の録音を増やしたいと思っている。それにしても電子楽譜「PiaScore」と録音装置「PianoRec」には感謝しかない。