この間、「資金が尽きた」と書いたところだが、来年1月のネパールへのバードウォッチングツァーに申し込んでしまった。今回は国内のバードウォッチングツァー会社の主催のものなので、気楽に行けるのだが反面コストは高い(自分でガイドを手配して行くのに比べると3割ほどは高い)。しかしながらいつまで健康を保って鳥見に行けるかわからないし国際情勢も混沌としてきているので、行きたいところには行ける間に行かないと後悔する、と思って家内と二人での参加を決めた。
ターゲットバードはベニキジ、ニジキジといった美しいキジの仲間だが、それに限らずアジアの標高の高い場所に生息する鳥類をざっと押さえておきたいと思っている。実はベニキジを見たいと思って先日から中国・四川省のガイドさんに接触を取り始めたところだったのだが、このネパールで見ることができれば一番いい。ミノキジも見たい鳥なのだが、こちらはネパールでは難しくインド北部の高地に行かないと難しそうだ。(12月にインドへバードウォッチングに行くのだが、こちらは低地の鳥がメイン)

ネパールに行きたい理由はもう一つある。それはヒマラヤ山脈をこの目で見たい、というものだ。僕は山登りはしないし無理(3年前に膝を骨折して不自由)なのだが、8000mを超える世界の屋根たるヒマラヤ山脈は一目見たいと思っているのだ。今回のツァーでは2日間、ポカラで探鳥する予定なので天気が悪くなければヒマラヤ山脈を遠望できるだろう。
とても楽しみだが懐は非常に寒くなった。今後は遠征も気軽に行けなくなりそうだが、まぁ国内で行きたいところはないので、遠征は小型船かフェリー航路での海鳥観察中心にしてゆきたいと思っている。